テクニック・ノウハウという魔法の薬
好きな女性を振り向かせたい・会社でみんなとコミュニケーションがとりたい・心理学をマスターして人気者になりたいなど、自分を変えたくていろんなテクニック・ノウハウを探していると思います。
どうすればあの子とLINE交換できて、禁断のLINEテクニックで落とすことができるのか。同僚と楽しくコミュニケーションをとれる会話テクニックは何なのか。みんなを魅了する心理テクニックはどうやったら身につくのか。
このような即効性がある魔法の薬を僕らは探してしまいがちです。
そして、ネット検索するうちにいろんなテクニック・ノウハウ集が販売されているのを見つけ、「おお!これはヤバイ」と、数万円する教材を「ポチッ」と押して購入します。
購入後、サラッと一通り読んで「これで明日からもう俺はモテモテだ!」と浮かれ興奮度MAXです。数万円は痛いけど人生が変わるなら安いモノだと。
そうして僕らは、探していた魔法の薬を手にして満足するんですね。
で、いざ試してみると中々効果が出ないことに気が付きます。「あれ?全然効果ないんじゃね」「・・・これは詐欺だ!」と。即効性のある魔法の薬のはずなのに効果がないのはテクニック・ノウハウのせいだ。
こんな風に他人のせいにして被害者意識をもってしまいがちです。実は効果がないのは自分のせいだということに気づく必要があります。
第一印象のせいで魔法の薬が活かせない
実は、テクニック・ノウハウではなく「自分の中」に答えがあるんですね。表面上のテクニックやノウハウというのは基本ができているからこそ活きるんです。
基本というは、他人からの印象です。最初に見られる第一印象が悪ければ、どんなに良いテクニック・ノウハウがあったとしても効果がありません。
例えば、Aくんがコンビニ店員さんを彼女にしたい
近所のコンビニに可愛い店員さんがいて、Aくんはその子が好きなので自分の彼女にしたいとします。そんな中、声をかける方法が分からないので、得意のネットで検索しある会話術を購入しました。まさに魔法の薬を見つけた瞬間です。Aくんは興奮します。
その会話術には、コンビニ店員を落とす方法が書いてあったので、すぐに読んで行動に移しました。毎回その子がいるときにテクニックで落としにかかりました。でも、その子にキモがられてしまい、ついにコンビニ店員さんは辞めてしまいました。
この結果から、Aくんはあの会話術はウソだ!と決めつけるのです。
・・・
この場合、本当に会話術が悪かったのでしょうか?
僕が思うに、Aくんの方に原因があると考えます。いくらテクニックを磨いても第一印象が悪ければ効果がありません。
第一印象とは外見が大きく左右するので、清潔感がある・髪型・ファッション・姿勢などこれらの要素が全くないとキモイだけなんですね。髪はボサボサ・服はダサい・猫背・不潔そうな感じでテクニックを磨いて可愛い店員さんと接しても引かれるだけです。イケメンでも引かれます。
不潔そうな男性が顔をニヤつかせながら女性を口説くのをイメージするだけでも気持ち悪いじゃないですか。
そのくらい第一印象は超大事なんです。
まとめ
Aくんは、きっと第一印象のどれかが欠けていたんでしょう。もしかするとほとんどかもしれません。テクニックを磨く前に第一印象を磨く必要があると僕は考えます。
第一印象は即効性もあるので、意外と簡単に変えられます。
もし、好きな女性を振り向かせるテクニック・同僚と仲良くなれるコミュニケーション術・心理学で人気者になる方法などを探しているようでしたら、その前に第一印象を磨くのをおすすめします。
魔法の薬を求めても、他人からの印象という基本ができていないと効果がありません。
そして、第一印象を磨くだけで自信もついてきます。魔法の薬も自信をつけたあと使った方がより効果的に力を発揮するので、自信と印象を磨くことを最優先にしてください。
応援しています!
では、また